富之助の南高梅白干し合成保存料・化学調味料不使用、無添加

梅の産地として有名な和歌山県みなべ市。

この土地の傾斜地、山裾が広がる地形が梅の成長に好ましかったため、江戸時代後期以来、梅の代表的な産地になったといわれています。

そのなかでも「南高梅」は全国的に有名です。

南高梅は大粒で種が小さく皮が薄い、果肉は厚みがあり、柔らかいのが特徴です。

昭和２５年から５年がかりで生み出された品種です。

干し梅としては最高級品といわれています。

佐々木農園では、初代富之助さんが大正１０年に梅干づくりを始めて以来、代々伝統を守り続け、現在でも本物の梅干をつくり続けています。

梅干づくりは、自家農園（佐々木農園）で栽培から加工まで一貫して手掛け、すべて手作業で丁寧に仕上げています。

また、佐々木農園では梅の実の収穫は３～４回に分けて収穫しています。

これはすべての実を完熟させると木が弱ってしまうためです。

「完熟梅は人気がありますが、木にかかる負担を考慮して数回に分けて収穫しています」とおっしゃる三代目富之助さん。

梅の木とうまく付きあい、伝統を守り続けておられます。

「富之助の梅干」は、化学調味料や合成保存料は一切使用せず、発酵に最適で、ミネラルを多く含む塩田の土からとれた韓国の伝統的な塩"韓国塩田塩"のみで味付けしています。

合成調味料を使わない伝統的製法の梅干はいまや市場で探すのが困難なほど貴重なものです。

梅の実と塩だけの素材の味が十分に引き出された本物の味をお楽しみください。

• スパゲティ（細め）　300g
• 塩　大さじ１
• 青しそ　10枚
• バター　30g
• 梅干　3個

１．スパゲティをたっぷりの熱湯（塩を入れる）で茹でて、ざるに上げ水気を切る。

２．梅干を細かく切り、バターと混ぜてスパゲティをサッと炒める。

３．食べる直前に青じその千切りをちらしてできあがり。

"韓国塩田塩"で浸けた富之助さんの梅干を使ってできたお酢。

ドレッシングや寿司酢に。また、お肉やお魚を漬け込んでご使用ください。

さらに、健康のため「うがい」もおすすめです。

昔は家庭で梅干しなどと同じようにつくられ、いざというときのために常備されていた"梅エキス"。

１ｋｇの青梅からわずか２０ｇしかとれない貴重なエキス。

もちろん梅１００％です。

体調が優れないときに一舐めすると元気になる、そのような昔ながらの健康食品です。

昔から「梅は三毒を断つ」といわれています。

そのなかでも"梅肉エキス"の抗菌力はダントツ！

一般に病原菌は、酸に弱いものですが、病原性大腸菌Ｏ－１５７は例外的に酸に強く、ペーハー２．５でも耐え、繁殖するといわれています。

しかし、昔ながらの塩で浸け込んだ酸っぱい梅干は、ペーハー２．０位でＯ－１５７もまいってしまいます。

"梅肉エキス"のペーハーは梅干を超える１．４。

最も酸っぱい食品と言われ、抗菌力は絶大です。

昔から梅干を入れたお弁当は腐りにくいといわれ、おにぎりの具などの重宝されてきたのは、このような力があってのことだったのですね。

南部高校［通称：南高］（なんこう）の園芸料の生徒さんたちが栽培研究調査に協力されたことで、南部高校"南高"の名を広く世に出したいという南部高校を思う教育的な面からの願いと、南高梅の母樹である"高田梅"の頭文字をとって「南高梅」と名づけたといわれています。